ぶたのむくい

豚の報い

又吉栄喜 1995 第114回 芥川賞 受賞

紹介 About

『豚の報い』は、沖縄のスナックに豚が乱入する出来事を起点に、厄落としのため離れ小島の御嶽へ向かう一行を描く芥川賞受賞作です。ファルス的な出来事の連鎖の中に、沖縄の霊的世界観、身体感覚、生の逞しさが重なります。方言・口語の感触と祝祭性を帯びた語りが読みどころです。

評価 Reception

第114回芥川賞受賞作です。日本文学振興会公式で受賞を確認でき、Prizesworldでは『文學界』1995年11月号掲載と整理されています。出版社公式の商品紹介は今回確認できませんでした。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第114回 芥川龍之介賞 (1995年下半期)

又吉栄喜のほかの収録作 More

  1. 001 1980 ギンネム屋敷 ぎんねむやしき 初出・「すばる」1980年12月号(集英社) 『ギンネム屋敷』は、1950年代の米軍占領期の沖縄・浦添を舞台に、ギンネムの茂る屋敷に住む朝鮮人男性への疑惑と暴力を描く又吉栄喜のデビュー作です。沖縄、朝鮮人、米軍占領という複数の歴史的圧力が、地域社会の空気の中に沈み込んでいます。土地の記憶と差別の構造を読む作品です。 暴力移民と越境寓話・幻想 第4回 すばる文学賞