Mood

重層的

読み味「重層的」に分類された 9 作品。

  1. 001 2024 虚史のリズム きょしのりずむ 奥泉光 初出・単行本2024年8月・集英社刊。 『虚史のリズム』は、奥泉光が『すばる』連載を経て集英社から刊行した1100ページ超の長篇です。戦後間もない東京と山形を舞台に、石目鋭二の探偵譚、元軍人の記憶、国家機密文書をめぐる陰謀が重なり、戦争と戦後の語られなかった声を多層的に呼び込む。作中に反復される「dadada」のリズムが、記録されない死者… 戦後歴史戦争
  2. 002 2020 暗闇にレンズ くらやみにれんず 高山羽根子 初出・書き下ろし長編。2020年9月に東京創元社より刊行。 『暗闇にレンズ』は、高山羽根子の書き下ろし長編です。東京創元社公式ページでは、親友と監視カメラだらけの街を歩く高校生の「わたし」が、小さなレンズをかざして世界を切り取る場面を起点に、映像と記録、教育、娯楽、戦争や紛争にまつわる作品として紹介されています。見ること、撮ること、記録されることの差異をたど… 映像と記録戦争家族史
  3. 003 2019 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 大島真寿美 初出・単行本(文藝春秋、2019年3月刊行)。初出誌は今回未確定のため単行本年を year に採用。 『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』は、人形浄瑠璃作者・近松半二の生涯を描く大島真寿美の歴史長篇です。大坂・道頓堀の芝居小屋と竹本座を舞台に、書くこと、語ること、人形を遣うことが交差し、物語が生まれる瞬間の熱を追います。芸能史の細部と、虚構が現実を巻き込む感覚を重ねた作品です。 芸能創作人形浄瑠璃
  4. 004 2018 草薙の剣 くさなぎのつるぎ 橋本治 単行本・新潮社 『草薙の剣』は、昭和から平成へかけての社会の変化を、個人の記憶や世代の感覚を通じて描く長篇です。神話的な題名を掲げながら、語りは身近な生活や時代の空気へ降りていく。橋本治の批評的な視線が、戦後日本の時間を物語として捉え直します。 戦後世代日本史 第71回 野間文芸賞
  5. 005 2013 ヨハネスブルグの天使たち よはねすぶるぐのてんしたち 宮内悠介 単行本・早川書房 『ヨハネスブルグの天使たち』は、九・一一後の現場からアフガンまで、暴力と絶望が渦巻く複数の都市を舞台にした連作短篇集です。Books/JPROの内容紹介では、日本製の機械人形の存在を通して、人間の行為の本質をえぐる作品として紹介されている。SF的な装置を用いながら、テクノロジー、戦乱、身体なき代理性… 世界文学戦乱テクノロジー
  6. 006 2009 ゼロの王国 ぜろのおうこく 鹿島田真希 初出・「群像」連載後の単行本候補。NDLサーチで単行本書誌を確認。 611ページの大部な単行本として確認できる鹿島田真希の book-form work 候補。 世界観信仰
  7. 007 2005 命の風(上・下) いのちのかぜ デビット・ゾペティ 単行本・幻冬舎 NDLで2005年9月幻冬舎刊の上巻・下巻をいずれもNDC 913.6の図書として確認。Books/JPROでも上下巻のISBN、判型、ページ数、発売日を確認できる。 移民と越境人生家族
  8. 008 2002 半島 はんとう 松浦寿輝 初出・「文學界」2002年1月号に同題作の掲載書誌あり。 NDLサーチで「文學界」2002年1月号掲載書誌、2004年7月刊の文藝春秋版単行本、2022年講談社文芸文庫版を確認できる。 記憶土地移動
  9. 009 2001 長江 ちょうこう 加藤幸子 初出・『新潮』2001年8月 『新潮』掲載後、新潮社から2001年11月に単行本化された加藤幸子の未登録作品。 中国自然記憶