Mood

祈り

読み味「祈り」に分類された 6 作品。

  1. 001 2025 二十四五 にじゅうしご 乗代雄介 単行本・講談社 『二十四五』は、乗代雄介が2025年に講談社から刊行した小説です。講談社公式は、実家を出て作家となった二十四五歳の語り手が、弟の結婚式へ向かう道中で亡き叔母の痕跡を追う物語として紹介しています。喪失を抱えたまま生きること、死後にもほのめかされる愛情や恨みの感触を、移動と記憶の反復を通して描く作品とし… 若者喪失記憶
  2. 002 2011 馬たちよ、それでも光は無垢で うまたちよ、それでもひかりはむくで 古川日出男 初出・『新潮』2011年6月号掲載。2011年7月、新潮社より単行本刊行。2018年2月、新潮文庫刊行。 『馬たちよ、それでも光は無垢で』は、東日本大震災後の福島を起点に、古川日出男自身の小説世界と現実の被災地が交差する作品です。新潮社公式紹介では、『聖家族』の人物・狗塚牛一郎の声を小説家が福島で聞くという導入が示されています。被災地、郷土、言葉、想像力をめぐる応答として書かれ、フィクションが現実へ届き… 震災東北記憶
  3. 003 2007 とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起 とげぬき しんすがもじぞうえんぎ 伊藤比呂美 初出・「群像」2006年2月号に第1回、2007年4月号に最終回掲載。講談社2007年6月刊。 『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』は、伊藤比呂美が『群像』に連載し、2007年に講談社から刊行した長篇詩的散文です。カリフォルニアと日本を行き来する語り手が、老いた父母の介護、身体の痛み、家族の変化、仏教的な死生観を、巣鴨地蔵への祈りや縁起譚のような声に重ねて語ります。詩と小説、私的記録と説話がほどけ合う… 老い介護身体
  4. 004 2005 六〇〇〇度の愛 ろくせんどのあい 鹿島田真希 単行本・新潮社 『六〇〇〇度の愛』は、長崎と原爆の記憶を背景に、愛と祈り、死者の存在を強い熱のイメージで描く長篇です。具体的な旅の行程と、宗教的・幻想的な感覚が重なり、現実の土地が精神的な場所へ変わっていく。鹿島田真希の初期作品らしい、信仰と身体感覚の緊張が読みどころです。 原爆長崎 第18回 三島賞
  5. 005 2000 聖水 せいすい 青来有一 初出・「文學界」2000年12月号に掲載。2001年2月、文藝春秋より単行本刊行。 『聖水』は、長崎の宗教的・歴史的な記憶を背景に、人の生と死、土地に残る記憶を静かに掘り下げる作品です。既収録の「ジェロニモの十字架」と同じ単行本に収められ、青来有一の初期作品世界を代表する一篇です。 信仰記憶家族 第124回 芥川賞
  6. 006 1993 深い河 でぃーぷりばー 遠藤周作 単行本・講談社 NDLサーチで1993年6月刊、講談社、ISBN 4-06-206342-5の単行本として確認できる。 宗教と信仰罪と赦し