わかい すう

若合春侑

b.1958 — d.2026

略歴 Profile

宮城県塩竈市生まれ。本名・山野辺優子。東北学院大学経済学部卒。広告代理店勤務などを経て執筆。1998年「腦病院へまゐります。」で第86回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作は第119回芥川賞候補となった。2002年「海馬の助走」で第24回野間文芸新人賞受賞。奇妙な設定と丁寧な文体で独自の世界を構築した。 このデータベースでは3作品を収録し、発表年は1998年から2002年に及びます。文學界新人賞、野間新人賞の受賞作を含みます。主題や読み味では家族、言葉と言語、女性の生、性、静かなといった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1998 腦病院へまゐります。 のうびょういんへまゐります。 初出・「文學界」1998年6月号(第86回受賞) 『腦病院へまゐります。』は、旧仮名遣いを用いた文体で、精神の病と言葉の働きを絡ませて描く作品です。表記そのものが読者の速度を変え、病院や身体をめぐる経験を、通常のリアリズムからずらして見せます。言語の異物感を作品の主題に接続する、実験的な語りが読みどころです。 言葉と言語 第86回 文學界新人賞
  2. 002 2001 無花果日誌 いちじくにっし 初出・KADOKAWA刊行誌で2001年2月号から連載、2002年1月号に最終回の書誌あり。 NDLサーチで2001年2月号から2002年1月号までの連載記事書誌、および2002年2月刊の角川書店版単行本、2005年角川文庫版を確認できる。 日記内面女性の生
  3. 003 2002 海馬の助走 かいばのじょそう 初出・単行本・書き下ろし(中央公論新社、2002年9月) 『海馬の助走』は、若合春侑による2002年刊の長編小説です。既存情報では、神道学や古典への関心を背景にした作品として位置づけられており、家族、父子、記憶をめぐる重い主題を扱う作品と読めます。出版社公式の詳しい紹介は今回確認できなかったため、内容説明は既存データとNDL書誌で確認できる範囲に限定してい… 父と子貧困家族 第24回 野間新人賞

単行本

  1. 001 1998 腦病院へまゐります。 のうびょういんへまゐります。 単行本・文藝春秋 『腦病院へまゐります。』は、旧仮名遣いを用いた文体で、精神の病と言葉の働きを絡ませて描く作品です。表記そのものが読者の速度を変え、病院や身体をめぐる経験を、通常のリアリズムからずらして見せます。言語の異物感を作品の主題に接続する、実験的な語りが読みどころです。 言葉と言語 第86回 文學界新人賞
  2. 002 2002 無花果日誌 いちじくにっし 単行本・角川書店 NDLサーチで2001年2月号から2002年1月号までの連載記事書誌、および2002年2月刊の角川書店版単行本、2005年角川文庫版を確認できる。 日記内面女性の生
  3. 003 2002 海馬の助走 かいばのじょそう 単行本・中央公論新社 『海馬の助走』は、若合春侑による2002年刊の長編小説です。既存情報では、神道学や古典への関心を背景にした作品として位置づけられており、家族、父子、記憶をめぐる重い主題を扱う作品と読めます。出版社公式の詳しい紹介は今回確認できなかったため、内容説明は既存データとNDL書誌で確認できる範囲に限定してい… 父と子貧困家族 第24回 野間新人賞