い やんじ
李良枝
略歴 Profile
在日韓国人二世。山梨県南都留郡西桂町出身。帰化後の本名は田中淑枝。1982年にソウル大学校に入学し留学中に「ナビ・タリョン」を「群像」に発表して芥川賞候補となる。1989年「由煕」で第100回芥川賞を南木佳士と同時受賞。在日韓国人の言語とアイデンティティの葛藤を鮮烈に描いた。37歳で急逝。 「李良枝」の読みは「イ・ヤンジ」。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は1982年から1988年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味ではアイデンティティ、移民と越境、越境、韓国、緊張といった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- 李良枝 - Wikipedia
(Wikipedia)生没年・在日二世・出身地・ソウル大留学・受賞を確認
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 1982 ナビ・タリョン なびたりょん 『ナビ・タリョン』は、李良枝の初期作品です。NDLサーチでは、『群像』1982年12月号の創作合評で同作が扱われていること、また2006年刊の〈在日〉文学全集第8巻『李良枝』に収録されていることを確認できます。公開資料で詳しい梗概は確認できないため、紹介は書誌・収録情報と、李良枝文学に通底する在日性…
- 002 1988 由煕 ゆひ 『由煕』は、韓国に留学した在日韓国人女性・由煕が、理想化していた「祖国」と現実の韓国語・韓国社会のずれに苦しむ姿を描く中篇です。日本語と韓国語のあいだで裂かれる自己認識が、言葉の問題としても身体感覚としても迫ってきます。越境やアイデンティティを、外側から説明するのでなく当事者の息苦しさとして読ませる… 第100回 芥川賞
単行本
- 001 1988 由煕 ゆひ 『由煕』は、韓国に留学した在日韓国人女性・由煕が、理想化していた「祖国」と現実の韓国語・韓国社会のずれに苦しむ姿を描く中篇です。日本語と韓国語のあいだで裂かれる自己認識が、言葉の問題としても身体感覚としても迫ってきます。越境やアイデンティティを、外側から説明するのでなく当事者の息苦しさとして読ませる… 第100回 芥川賞
- 002 2006 ナビ・タリョン なびたりょん 『ナビ・タリョン』は、李良枝の初期作品です。NDLサーチでは、『群像』1982年12月号の創作合評で同作が扱われていること、また2006年刊の〈在日〉文学全集第8巻『李良枝』に収録されていることを確認できます。公開資料で詳しい梗概は確認できないため、紹介は書誌・収録情報と、李良枝文学に通底する在日性…