ぬまた しんすけ

沼田真佑

b.1978

略歴 Profile

デビュー作「影裏」でそのまま芥川賞を受賞した。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は2017年から2023年に及びます。芥川賞、文學界新人賞の受賞作を含みます。主題や読み味では孤独と疎外、静謐、記憶、災害、死と喪失といった切り口から作品を探せます。

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 2017 影裏 えいり 初出・文學界 2017年5月号 会社の出向で岩手に移り住んだ今野は、釣り仲間となった同僚・日浅にだけ心を許していた。二人で川に通った日々はやがて途絶え、日浅は何も告げずに会社を去る。そして東日本大震災の後、今野は日浅の行方を追ううちに、親しいと思っていた男のもう一つの顔に触れることになる。北国の自然や釣りの場面を丹念に描きながら… 災害死と喪失孤独と疎外 第157回 芥川賞

単行本

  1. 001 2017 影裏 えいり 単行本・文藝春秋 会社の出向で岩手に移り住んだ今野は、釣り仲間となった同僚・日浅にだけ心を許していた。二人で川に通った日々はやがて途絶え、日浅は何も告げずに会社を去る。そして東日本大震災の後、今野は日浅の行方を追ううちに、親しいと思っていた男のもう一つの顔に触れることになる。北国の自然や釣りの場面を丹念に描きながら… 災害死と喪失孤独と疎外 第157回 芥川賞
  2. 002 2023 幻日/木山の話 げんじつ/きやまのはなし 単行本・講談社 『幻日/木山の話』は、コロナ禍を含む時間のなかで書き継がれた「木山」をめぐる連作小説集で、八つの短篇を収める。人、動植物、水や土や空気、社会が互いに影響し合う世界を、出来事の大きな起伏よりも時間の流れやまなざしの変化に沿って描く。自然や名もなき人への注意を重ねる語りは、芥川賞受賞作『影裏』以後の沼田… 孤独と疎外記憶身体