かしまだ まき
鹿島田真希
略歴 Profile
1976年東京生まれ。白百合女子大学文学部フランス文学科卒。1998年「二匹」で第35回文藝賞受賞によりデビュー。2005年『六〇〇〇度の愛』で三島由紀夫賞、2007年『ピカルディーの三度』で野間文芸新人賞受賞。2012年「冥土めぐり」で第147回芥川賞受賞。フランス文学とキリスト教神学の影響を受けた前衛的な作風で知られる。 このデータベースでは7作品を収録し、発表年は1998年から2014年に及びます。文藝賞、三島賞、芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では愛、家族、祈り、ケアと介護、乾いたといった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- 鹿島田真希 - Wikipedia
(Wikipedia)生年・経歴・受賞歴を確認
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 1998 二匹 にひき 『二匹』は、鹿島田真希が第35回文藝賞を受賞してデビューした学園小説です。河出書房新社公式ページでは、22歳の女子大生ファイターが独特の荒れた日本語で放つ「学園ハードボイルド」として紹介されている。青春小説の形式を借りつつ、言葉の破格さと暴力的な感覚で、鹿島田作品の実験性の出発点を示す作品です。 第35回 文藝賞
- 002 2009 ゼロの王国 ぜろのおうこく 611ページの大部な単行本として確認できる鹿島田真希の book-form work 候補。
- 003 2012 冥土めぐり めいどめぐり 『冥土めぐり』は、家族に搾取され続けてきた奈津子が、脳の病を得て車椅子生活を送る夫・太一と一泊二日の旅に出る作品です。没落した家族の記憶と、夫との静かな絆が旅の時間の中で重なります。家族からの傷とケアの関係を、救済のあり方として問い直す作品です。 第147回 芥川賞
単行本
- 001 1998 二匹 にひき 『二匹』は、鹿島田真希が第35回文藝賞を受賞してデビューした学園小説です。河出書房新社公式ページでは、22歳の女子大生ファイターが独特の荒れた日本語で放つ「学園ハードボイルド」として紹介されている。青春小説の形式を借りつつ、言葉の破格さと暴力的な感覚で、鹿島田作品の実験性の出発点を示す作品です。 第35回 文藝賞
- 002 2004 白バラ四姉妹殺人事件 しろばらよんしまいさつじんじけん 『二匹』『冥土めぐり』以外の鹿島田真希の early book-form work 候補。題名上は事件小説的な形式を取るが、内容細部は追加調査余地あり。
- 003 2005 六〇〇〇度の愛 ろくせんどのあい 『六〇〇〇度の愛』は、長崎と原爆の記憶を背景に、愛と祈り、死者の存在を強い熱のイメージで描く長篇です。具体的な旅の行程と、宗教的・幻想的な感覚が重なり、現実の土地が精神的な場所へ変わっていく。鹿島田真希の初期作品らしい、信仰と身体感覚の緊張が読みどころです。 第18回 三島賞
- 004 2007 ピカルディーの三度 ぴかるでぃーのさんど 鹿島田真希の2000年代中期の book-form work 候補。受賞情報は公式ページでの追加確認後に awards 登録するのが安全。
- 005 2009 ゼロの王国 ぜろのおうこく 611ページの大部な単行本として確認できる鹿島田真希の book-form work 候補。
- 006 2012 冥土めぐり めいどめぐり 『冥土めぐり』は、家族に搾取され続けてきた奈津子が、脳の病を得て車椅子生活を送る夫・太一と一泊二日の旅に出る作品です。没落した家族の記憶と、夫との静かな絆が旅の時間の中で重なります。家族からの傷とケアの関係を、救済のあり方として問い直す作品です。 第147回 芥川賞
- 007 2014 少女のための秘密の聖書 しょうじょのためのひみつのせいしょ 鹿島田真希の2010年代の book-form work 候補。宗教・少女・物語をめぐる主題が題名からうかがえるが、内容細部は追加確認余地あり。