かみむら わたる

上村渉

b.1978

略歴 Profile

静岡県御殿場市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。受賞後も文芸誌に短篇を発表し、2020年に初の作品集『うつくしい羽』(書肆侃侃房)を刊行した。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は2008年から2020年に及びます。文學界新人賞の受賞作を含みます。主題や読み味では移民と越境、家族、死と喪失、痛切、乾いたといった切り口から作品を探せます。

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 2008 射手座 いてざ 初出・文學界 2008年12月号 日系ブラジル人の語り手が、妹ルシアに関わる謎めいた男・加賀芳明と向き合う。妹の万引きに関わった加賀は、やがて妹が遺棄した赤ん坊について語り出し、赤ん坊を運んで山道をひとりさまよう。語り手が加賀から聞いた話を伝聞のかたちで重ねていく重層的な構造により、何が真実かは最後まで曖昧なまま、登場人物の誰ひとり… 移民と越境孤独と疎外死と喪失 第107回 文學界新人賞
  2. 002 2019 うつくしい羽 うつくしいはね 初出・すばる 2019年6月号 表題作『うつくしい羽』と『あさぎり』などを収めた、上村渉の初小説集。OpenBDの版元提供情報は、食の記憶が過去を呼び覚ます作品として、離婚で心の支えを失った男と、フランス修業時代に大切な人を失った料理人の軌跡を紹介している。併録作『あさぎり』では、十五歳の少女の一時保護を通して、家族の絆と外国人労… 記憶死と喪失

単行本

  1. 001 2020 うつくしい羽 うつくしいはね 単行本・書肆侃侃房 表題作『うつくしい羽』と『あさぎり』などを収めた、上村渉の初小説集。OpenBDの版元提供情報は、食の記憶が過去を呼び覚ます作品として、離婚で心の支えを失った男と、フランス修業時代に大切な人を失った料理人の軌跡を紹介している。併録作『あさぎり』では、十五歳の少女の一時保護を通して、家族の絆と外国人労… 記憶死と喪失