ふじさわ しゅう
藤沢周
略歴 Profile
新潟県内野町(現・新潟市西区)生まれ。法政大学文学部日本文学科卒。書評誌編集者を経て1993年「ゾーンを左に曲がれ」でデビュー。1998年「ブエノスアイレス午前零時」で第119回芥川賞を受賞。2004年より法政大学教授。孤独と身体感覚を抒情的かつハードボイルドに描く作風で知られる。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は1998年から2009年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では緊張感、孤独と疎外、硬質、才能、痛切といった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- 藤沢周 - Wikipedia
(Wikipedia)生年・出身地・学歴・経歴・受賞歴を確認
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 1998 ブエノスアイレス午前零時 ぶえのすあいれすごぜんれいじ 『ブエノスアイレス午前零時』は、雪深い故郷へ戻った青年と、過去に横浜で生きてきた盲目の老女の出会いを描く短篇です。温泉旅館という閉じた場所に、タンゴと異国の都市への憧れが差し込むことで、老い、記憶、失われた時間が濃く浮かび上がります。抑えた筆致とハードボイルドな感触が、深夜の一場面に人生の余白を凝縮… 第119回 芥川賞
- 002 2009 武曲 むこく 『武曲』は、剣道をめぐる身体と言葉のせめぎ合いを描く藤沢周の長篇です。剣を教える男と、無自覚な才能を持つ少年が出会うことで、暴力、継承、父性、才能への恐れが浮かび上がります。武道小説の枠組みを使いながら、身体の奥に沈む痛みを純文学的な密度で描きます。
単行本
- 001 1998 ブエノスアイレス午前零時 ぶえのすあいれすごぜんれいじ 『ブエノスアイレス午前零時』は、雪深い故郷へ戻った青年と、過去に横浜で生きてきた盲目の老女の出会いを描く短篇です。温泉旅館という閉じた場所に、タンゴと異国の都市への憧れが差し込むことで、老い、記憶、失われた時間が濃く浮かび上がります。抑えた筆致とハードボイルドな感触が、深夜の一場面に人生の余白を凝縮… 第119回 芥川賞
- 002 2012 武曲 むこく 『武曲』は、剣道をめぐる身体と言葉のせめぎ合いを描く藤沢周の長篇です。剣を教える男と、無自覚な才能を持つ少年が出会うことで、暴力、継承、父性、才能への恐れが浮かび上がります。武道小説の枠組みを使いながら、身体の奥に沈む痛みを純文学的な密度で描きます。