あかぞめ あきこ

赤染晶子

b.1974

略歴 Profile

京都府舞鶴市生まれ。京都外国語大学卒業後、北海道大学大学院でドイツ文学を研究。2010年「乙女の密告」で第143回芥川賞を受賞。2017年、急性肺炎のため42歳で死去した。 このデータベースでは4作品を収録し、発表年は2004年から2011年に及びます。文學界新人賞、芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味ではユーモラス、孤独と疎外、アイデンティティ、記憶、芸術と表現といった切り口から作品を探せます。

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 2004 初子さん はつこさん 初出・文學界 2004年12月号 あんパンとクリームパンしか売らないパン屋の二階で、ひたすらミシンを踏む洋裁職人の初子さん。一枚の布が誰かの身体を待つ服になることに魅せられて職人になったものの、夢を叶えた先に広がるのは単調な日々だった。京都の田舎町のよどんだ空気と、そこで生きる女性の手仕事の時間を、とぼけたユーモアと正確な観察で描く… 労働孤独と疎外芸術と表現 第99回 文學界新人賞
  2. 002 2010 乙女の密告 おとめのみっこく 初出・「新潮」2010年6月号 アンネの日記を朗読させる授業を通じて、密告とは誰かを問う。芥川賞受賞作。 第143回 芥川賞

単行本

  1. 001 2007 初子さん はつこさん 単行本・文藝春秋 あんパンとクリームパンしか売らないパン屋の二階で、ひたすらミシンを踏む洋裁職人の初子さん。一枚の布が誰かの身体を待つ服になることに魅せられて職人になったものの、夢を叶えた先に広がるのは単調な日々だった。京都の田舎町のよどんだ空気と、そこで生きる女性の手仕事の時間を、とぼけたユーモアと正確な観察で描く… 労働孤独と疎外芸術と表現 第99回 文學界新人賞
  2. 002 2007 うつつ・うつら うつつうつら 単行本・文藝春秋 『うつつ・うつら』は、現実とうつつの境目を揺らしながら、人物の記憶や自己像の不確かさを描く作品集です。赤染晶子の作品らしく、日常の言葉や振る舞いが少しずつ奇妙なものへ変わっていきます。軽いユーモアと不穏さが同居する語りが読みどころです。 記憶アイデンティティ孤独と疎外
  3. 003 2010 乙女の密告 おとめのみっこく 単行本・新潮社 アンネの日記を朗読させる授業を通じて、密告とは誰かを問う。芥川賞受賞作。 第143回 芥川賞
  4. 004 2011 WANTED!! かい人21面相 うぉんてっど かいじんにじゅういちめんそう 単行本・文藝春秋 WANTED!! かい人21面相は、赤染晶子による2011年発表の作品です。単行本は文藝春秋(2011年)。