Narrative

架空史

語り口「架空史」に分類された 3 作品。

  1. 001 2022 曼陀羅華X まんだらげえっくす 古川日出男 初出・『新潮』から生まれた本。2022年3月、新潮社より単行本刊行。 『曼陀羅華X』は、地下鉄サリン事件を想起させる未曾有のテロを起点に、もう一つの1995年以後の日本を組み立てる長篇です。作家Xが誘拐され、隠された復讐と「神の預言」をめぐって現実と虚構が混ざり合う筋立てが置かれています。国家、宗教、暴力、文学の役割を同時に問う構成で、事件の記憶を直接の記録ではなくフ… 宗教国家暴力
  2. 002 2018 ミライミライ みらいみらい 古川日出男 初出・『新潮』から生まれた本。2018年2月、新潮社より単行本刊行。 『ミライミライ』は、第二次世界大戦後の北海道がソ連に占領されたという架空の歴史を起点に、反ソ連ゲリラやインド=ニッポン連邦、ヒップホップ・グループ「最新」を結びつける長篇です。誘拐事件や核武装要求といった政治的な筋立てに、音楽と青春小説のリズムが重ねられます。古川日出男らしい高速の語りで、歴史の分岐… 戦争歴史音楽
  3. 003 2017 あとは野となれ大和撫子 あとはのとなれやまとなでしこ 宮内悠介 単行本・KADOKAWA 『あとは野となれ大和撫子』は、中央アジア風の架空国家アラルスタンを舞台に、後宮で育った少女たちが大統領暗殺後の臨時政府を担う長篇です。Books/JPROの内容紹介では、日系孤児ナツキ、政治コースを修了したアイシャ、文化を守ろうとするジャミラらの役割が詳しく示され、政治・技術・文化が絡む群像として読… 政治国家ジェンダー