たかむら かおる

高村薫

b.1953

略歴 Profile

大阪府生まれ。国際基督教大学卒業後、商社勤務を経て作家となる。ミステリの領域から出発し、社会・宗教・歴史を重層的に扱う長篇へ展開した。 このデータベースでは1作品を収録し、発表年は2016年から2016年に及びます。野間文芸賞の受賞作を含みます。主題や読み味では思索的、死と喪失、重厚、震災、土地といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

単行本

  1. 001 2016 土の記 つちのき 単行本・新潮社 『土の記』は、老いた農夫の暮らし、妻の死、土地に刻まれた時間を通して、生と死が折り重なる場所を描く長篇です。農作業や土の手触りは、個人の老いだけでなく、震災後の日本の時間とも響き合う。高村薫の社会性と宗教的な思索が、生活の細部へ沈み込む作品です。 老い死と喪失土地 第70回 野間文芸賞