おつじ かつひこ

尾辻克彦

b.1937 — d.2014

略歴 Profile

赤瀬川原平の純文学作家ペンネーム(本名:赤瀬川克彦)。1937年生まれ。前衛美術家・写真家・エッセイストとして多彩に活動するかたわら、尾辻克彦名義で小説を発表。1981年「父が消えた」で第84回芥川賞を受賞。「路上観察学会」設立メンバーとしても知られる。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は1980年から1983年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では記憶、不穏、ユーモラス、社会、身体といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1980 父が消えた ちちがきえた 初出・「文學界」1980年12月号(第34巻第12号) 『父が消えた』は、父の遺骨を納める墓地を見に中央線で高尾へ向かう「私」の意識をたどる中篇です。現在の車中の時間に、父をめぐる記憶や前衛芸術家としての作者の感覚が交錯し、家族小説でありながら形式そのものを揺さぶる作品になっています。死者を送る手続きの物語を、記憶の断片と都市郊外の移動感覚で組み立てる点… 記憶父と子一人称 第84回 芥川賞
  2. 002 1983 国旗が垂れる こっきがたれる 初出・1983年1月、中央公論社刊の同名単行本に収録。初出誌の詳細は今回確認できないため、単行本刊行年を year とした。 『国旗が垂れる』は、尾辻克彦が1983年に中央公論社から刊行した短篇集の表題作です。NDLサーチでは、同書に『国旗が垂れる』『やめる』『湯の花』『露地裏の紙幣』『風の吹く部屋』『殴られる男』『バーバー「肌ざわり」』の7篇が収録されていることを確認できます。公開Webで詳しい内容紹介や初出誌は確認でき… 日常身体記憶

単行本

  1. 001 1980 父が消えた ちちがきえた 単行本・文藝春秋 『父が消えた』は、父の遺骨を納める墓地を見に中央線で高尾へ向かう「私」の意識をたどる中篇です。現在の車中の時間に、父をめぐる記憶や前衛芸術家としての作者の感覚が交錯し、家族小説でありながら形式そのものを揺さぶる作品になっています。死者を送る手続きの物語を、記憶の断片と都市郊外の移動感覚で組み立てる点… 記憶父と子一人称 第84回 芥川賞
  2. 002 1983 国旗が垂れる こっきがたれる 単行本・中央公論社 『国旗が垂れる』は、尾辻克彦が1983年に中央公論社から刊行した短篇集の表題作です。NDLサーチでは、同書に『国旗が垂れる』『やめる』『湯の花』『露地裏の紙幣』『風の吹く部屋』『殴られる男』『バーバー「肌ざわり」』の7篇が収録されていることを確認できます。公開Webで詳しい内容紹介や初出誌は確認でき… 日常身体記憶