まつもと ゆうこ

松本侑子

b.1963

略歴 Profile

島根県出雲市生まれ。筑波大学卒。1987年「巨食症の明けない夜明け」で第11回すばる文学賞を受賞しデビュー。摂食障害の女子大生の不安と孤独を描いた本作は社会的反響を呼んだ。翻訳家としても著名で、注釈付きの「赤毛のアン」全文訳は定評がある。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は1987年から2009年に及びます。すばる文学賞の受賞作を含みます。主題や読み味では哀切、孤独と疎外、作家と文学、女性の生、身体といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1987 巨食症の明けない夜明け きょしょくしょうのあけないよあけ 初出・「すばる」1987年12月号(集英社) 『巨食症の明けない夜明け』は、摂食障害に苦しむ女子大生の不安と孤独を描く松本侑子のデビュー作です。当時まだ広く認知されていなかった過食症を正面から扱い、身体と心の切迫を小説の主題にしています。青春小説であると同時に、女性の身体をめぐる社会的圧力を読む作品です。 身体孤独と疎外 第11回 すばる文学賞

単行本

  1. 001 1987 巨食症の明けない夜明け きょしょくしょうのあけないよあけ 単行本・集英社 『巨食症の明けない夜明け』は、摂食障害に苦しむ女子大生の不安と孤独を描く松本侑子のデビュー作です。当時まだ広く認知されていなかった過食症を正面から扱い、身体と心の切迫を小説の主題にしています。青春小説であると同時に、女性の身体をめぐる社会的圧力を読む作品です。 身体孤独と疎外 第11回 すばる文学賞
  2. 002 2009 恋の蛍 山崎富栄と太宰治 こいのほたる やまざきとみえとだざいおさむ 単行本・光文社 『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』は、山崎富栄を「太宰治の最後の相手」という一面的な像から救い出し、職業婦人としての歩み、家族史、戦時下の生活、太宰との関係を重ねて描く評伝小説です。スキャンダルとして語られてきた玉川上水心中を、富栄側の生の厚みから読み直す作品です。 恋愛女性の生戦争