こめたに ふみこ
米谷ふみ子
略歴 Profile
大阪市出身。大阪女子大学(現・大阪府立大学)国文科卒。1960年に奨学金で渡米し、ロサンゼルス近郊のパシフィック・パリセイズに在住。1985年に「遠来の客」で文學界新人賞と「過越しの祭」で新潮新人賞を同年に受賞(史上唯一)。1986年「過越しの祭」で第94回芥川賞を受賞。日系・白人・黒人が混在するLA社会を描いた作品で知られる。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は1985年から1985年に及びます。芥川賞、文學界新人賞の受賞作を含みます。主題や読み味では移民と越境、家族、障害、信仰、息苦しいといった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- 米谷ふみ子 - Wikipedia
(Wikipedia)出身地・学歴・渡米経緯・文学賞二重受賞・芥川賞受賞を確認
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 1985 過越しの祭 すごしのまつり 『過越しの祭』は、ロサンゼルス在住の日本人女性の視点から、日系・白人・黒人が交錯するアメリカ社会の摩擦を描く作品です。ユダヤ教の過越祭という宗教的な枠組みを手がかりに、異文化の理解と断絶、日本人としての立ち位置を問い直します。越境文学として、家族や信仰の場面に社会的緊張が入り込むところが重要です。 第94回 芥川賞
- 002 1985 遠来の客 えんらいのきゃく 『遠来の客』は、ロサンゼルス在住の米谷ふみ子が「過越しの祭」と同時期に発表したデビュー期の作品です。既存データでは、家族、障害、移民的な越境感覚を扱う作品として整理されています。海外に暮らす日本語作家の視点から、家族の内部にある距離と異文化の緊張を読む作品です。 第60回 文學界新人賞