こじま のぶお
小島信夫
略歴 Profile
岐阜県生まれ。東京帝国大学英文科卒。復員後、教師をしながら文壇に登場し「アメリカン・スクール」で第32回芥川賞を同時受賞した第三の新人の一人。初期の実存的不安とブラックユーモアから出発し、晩年は長大な実験的小説「抱擁家族」の続篇などに挑んだ。 このデータベースでは4作品を収録し、発表年は1954年から2006年に及びます。芥川賞、谷崎賞の受賞作を含みます。主題や読み味では家族、戦後、晩年、老い、アイデンティティといった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- 小島信夫 - Wikipedia
(Wikipedia)生没年・経歴・「アメリカン・スクール」の初出・受賞を確認
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 1954 アメリカン・スクール あめりかん・すくーる 『アメリカン・スクール』は、占領下日本の英語教師たちがアメリカ人学校を見学する一日を描く短篇です。英語を教えながら英語に怯える教師たちの滑稽さを通して、敗戦後の対米感情と自意識のゆがみが浮かびます。小島信夫らしいユーモアと違和感のある会話が、戦後日本の心理的占領状態を照らします。 第32回 芥川賞
- 002 1965 抱擁家族 ほうようかぞく 『抱擁家族』は、妻とアメリカ兵との関係をきっかけに、家庭が内側から崩れていく過程を描く長篇です。夫婦、子ども、住居、英語、アメリカ的生活様式が絡み合い、戦後日本の家族が抱えた滑稽さと痛みを浮かび上がらせます。 第1回 谷崎賞
- 003 2006 残光 ざんこう NDLサーチで「新潮」2006年2月号掲載書誌、2006年5月刊の新潮社版単行本、水声社『小島信夫長篇集成』収録を確認できる。
単行本
- 001 1954 アメリカン・スクール あめりかん・すくーる 『アメリカン・スクール』は、占領下日本の英語教師たちがアメリカ人学校を見学する一日を描く短篇です。英語を教えながら英語に怯える教師たちの滑稽さを通して、敗戦後の対米感情と自意識のゆがみが浮かびます。小島信夫らしいユーモアと違和感のある会話が、戦後日本の心理的占領状態を照らします。 第32回 芥川賞
- 002 1965 抱擁家族 ほうようかぞく 『抱擁家族』は、妻とアメリカ兵との関係をきっかけに、家庭が内側から崩れていく過程を描く長篇です。夫婦、子ども、住居、英語、アメリカ的生活様式が絡み合い、戦後日本の家族が抱えた滑稽さと痛みを浮かび上がらせます。 第1回 谷崎賞
- 003 1997 うるわしき日々 うるわしきひび NDLサーチで1997年10月刊の読売新聞社版単行本、関連論考「雨漏りする戦後・家という思想」を確認できる。
- 004 2006 残光 ざんこう NDLサーチで「新潮」2006年2月号掲載書誌、2006年5月刊の新潮社版単行本、水声社『小島信夫長篇集成』収録を確認できる。