こじま のぶお

小島信夫

b.1915 — d.2006

略歴 Profile

岐阜県生まれ。東京帝国大学英文科卒。復員後、教師をしながら文壇に登場し「アメリカン・スクール」で第32回芥川賞を同時受賞した第三の新人の一人。初期の実存的不安とブラックユーモアから出発し、晩年は長大な実験的小説「抱擁家族」の続篇などに挑んだ。 このデータベースでは1作品を収録し、発表年は1954年から1954年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味ではアイデンティティ、ユーモラス、乾いた、言葉と言語、戦争といった切り口から作品を探せます。

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1954 アメリカン・スクール あめりかん・すくーる 初出・「文學界」1954年9月号(第32回芥川賞受賞、庄野潤三「プールサイド小景」と同時受賞) 『アメリカン・スクール』は、占領下日本の英語教師たちがアメリカ人学校を見学する一日を描く短篇です。英語を教えながら英語に怯える教師たちの滑稽さを通して、敗戦後の対米感情と自意識のゆがみが浮かびます。小島信夫らしいユーモアと違和感のある会話が、戦後日本の心理的占領状態を照らします。 戦争言葉と言語同調圧力 第32回 芥川賞

単行本

  1. 001 1954 アメリカン・スクール あめりかん・すくーる 単行本・みすず書房 『アメリカン・スクール』は、占領下日本の英語教師たちがアメリカ人学校を見学する一日を描く短篇です。英語を教えながら英語に怯える教師たちの滑稽さを通して、敗戦後の対米感情と自意識のゆがみが浮かびます。小島信夫らしいユーモアと違和感のある会話が、戦後日本の心理的占領状態を照らします。 戦争言葉と言語同調圧力 第32回 芥川賞