きむら ゆうすけ
木村友祐
略歴 Profile
青森県八戸市生まれ。39歳でのデビュー後も、故郷の南部弁と東北の風土、人間と動物の関係を主題に「イサの氾濫」「野良ビトたちの燃え上がる肖像」などを発表している。 このデータベースでは6作品を収録し、発表年は2009年から2020年に及びます。すばる文学賞の受賞作を含みます。主題や読み味では痛切、労働、アイデンティティ、ユーモラス、家族といった切り口から作品を探せます。
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 2009 海猫ツリーハウス うみねこつりーはうす 海猫の鳴き交わす青森県八戸。25歳の亮介は服飾デザイナーの夢を抱えつつ家業を手伝い、師匠のもとでツリーハウス作りに励んでいる。そこへ、自給自足の暮らしを求めて都会から人気者の兄・慎平が帰ってくると、田舎町の均衡は静かに乱れはじめる。標準語に回収されない南部弁の語りが土地の身体感覚をそのまま運び、地方… 第33回 すばる文学賞
- 002 2019 幼な子の聖戦 おさなごのせいせん 第162回芥川賞候補作の表題作と、ビルの窓拭きを描く『天空の絵描きたち』を収める作品集。表題作では、青森の小さな村で村議をしている「おれ」が、人妻との関係を県議に握られ、同級生候補への選挙妨害を強いられる。地方政治の閉塞、個人の弱み、労働現場の緊張を、怒りと諦めのあわいにかすかな希望を探る語りで描く…
単行本
- 001 2010 海猫ツリーハウス うみねこつりーはうす 海猫の鳴き交わす青森県八戸。25歳の亮介は服飾デザイナーの夢を抱えつつ家業を手伝い、師匠のもとでツリーハウス作りに励んでいる。そこへ、自給自足の暮らしを求めて都会から人気者の兄・慎平が帰ってくると、田舎町の均衡は静かに乱れはじめる。標準語に回収されない南部弁の語りが土地の身体感覚をそのまま運び、地方… 第33回 すばる文学賞
- 002 2014 聖地Cs せいちしーず 聖地Csは、木村友祐による2014年発表の作品です。単行本は新潮社(2014年)。
- 003 2016 イサの氾濫 いさのはんらん 第25回三島由紀夫賞候補作品を収めた短篇集。
- 004 2016 野良ビトたちの燃え上がる肖像 のらびとたちのもえあがるしょうぞう 格差と貧困の中で生きる人々を描いた長篇。
- 005 2017 幸福な水夫 こうふくなすいへい 幸福な水夫は、木村友祐による2017年発表の作品です。単行本は未來社(2017年)。
- 006 2020 幼な子の聖戦 おさなごのせいせん 第162回芥川賞候補作の表題作と、ビルの窓拭きを描く『天空の絵描きたち』を収める作品集。表題作では、青森の小さな村で村議をしている「おれ」が、人妻との関係を県議に握られ、同級生候補への選挙妨害を強いられる。地方政治の閉塞、個人の弱み、労働現場の緊張を、怒りと諦めのあわいにかすかな希望を探る語りで描く…