かとう ゆきこ

加藤幸子

b.1936 — d.2024

略歴 Profile

北海道札幌市生まれ。5歳から11歳まで北京で過ごす。北海道大学農学部卒業後、農林省等に勤務。1983年「夢の壁」で第88回芥川賞を唐十郎と同時受賞。日本野鳥の会理事も務め、自然と人間の共生を主題に創作活動を続けた。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は1982年から1982年に及びます。芥川賞、新潮新人賞の受賞作を含みます。主題や読み味ではアイデンティティ、移民と越境、記憶、静謐、貧困といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

  • 加藤幸子 - Wikipedia

    (Wikipedia)生没年・出身地・北京での少年期・学歴・農林省勤務・受賞を確認

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1982 夢の壁 ゆめのかべ 初出・「新潮」1982年9月号(第79巻第9号) 『夢の壁』は、北京での幼少期の記憶を背景に、異文化の中で形成された自己感覚と現在のまなざしを重ねる作品です。人間と自然、記憶と現実の境目を探る語りには、生態学的な観察と越境の感覚が混ざっています。歴史や国境を大きく語るより、個人の記憶の層から世界を見直すところに読みどころがあります。 記憶移民と越境アイデンティティ 第88回 芥川賞
  2. 002 1982 野餓鬼のいた村 のがきのいたむら 初出・「新潮」1982年11月号(新潮社) 加藤幸子のデビュー作。北海道の自然と人の苛烈な生を描き、翌年芥川賞を受賞する「夢の壁」へと続く起点となった。 労働貧困地方 第14回 新潮新人賞

単行本

  1. 001 1982 夢の壁 ゆめのかべ 単行本・新潮社 『夢の壁』は、北京での幼少期の記憶を背景に、異文化の中で形成された自己感覚と現在のまなざしを重ねる作品です。人間と自然、記憶と現実の境目を探る語りには、生態学的な観察と越境の感覚が混ざっています。歴史や国境を大きく語るより、個人の記憶の層から世界を見直すところに読みどころがあります。 記憶移民と越境アイデンティティ 第88回 芥川賞
  2. 002 1982 野餓鬼のいた村 のがきのいたむら 単行本・新潮社 加藤幸子のデビュー作。北海道の自然と人の苛烈な生を描き、翌年芥川賞を受賞する「夢の壁」へと続く起点となった。 労働貧困地方 第14回 新潮新人賞