いぬい あきと

戌井昭人

b.1971

略歴 Profile

東京都調布市生まれ。玉川大学文学部演劇専攻卒。俳優・劇作家としてパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」を主宰。小説でも2016年『のろい男 俳優・亀岡拓次』で第38回野間文芸新人賞を受賞。祖父は文学座代表の演出家・戌井市郎。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は2013年から2016年に及びます。川端賞、野間新人賞の受賞作を含みます。主題や読み味ではユーモラス、孤独と疎外、乾いた、芸術と表現、痛切といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 2013 すっぽん心中 すっぽん しんじゅう 初出・「新潮」2013年1月号掲載 休職中で行き詰まった男と、痛い目に遭いつつもあっけらかんと生きる女が、不忍池で出会い霞ヶ浦へ向かう表題作を中心にした作品集。貧しさや失敗を重く閉じ込めず、滑稽さと哀愁が混じる道行きとして描く。会話と行動のずれから、人物の孤独と生活の可笑しみがにじむ。 恋愛貧困孤独と疎外 第40回 川端賞

単行本

  1. 001 2013 すっぽん心中 すっぽん しんじゅう 単行本・新潮社 休職中で行き詰まった男と、痛い目に遭いつつもあっけらかんと生きる女が、不忍池で出会い霞ヶ浦へ向かう表題作を中心にした作品集。貧しさや失敗を重く閉じ込めず、滑稽さと哀愁が混じる道行きとして描く。会話と行動のずれから、人物の孤独と生活の可笑しみがにじむ。 恋愛貧困孤独と疎外 第40回 川端賞
  2. 002 2016 のろい男 俳優・亀岡拓次 のろいおとこ はいゆう かめおかたくじ 単行本・文藝春秋 脇役俳優・亀岡拓次を主人公にした連作短篇集で、全国のロケ地を転々としながら仕事相手との淡い縁を紡ぐ日々を描く。続編として、職業俳優の孤独、現場ごとの仮のつながり、生活の滑稽さが積み重なる。諦観とユーモアを交え、主役ではない人物の時間を照らす作品。 芸術と表現労働孤独と疎外 第38回 野間新人賞