あまの ひろふみ

天埜裕文

b.1986

略歴 Profile

千葉県柏市生まれ。受賞作「灰色猫のフィルム」を携帯電話で約10か月かけて書き上げたことが話題となった。受賞時は22歳。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は2008年から2009年に及びます。すばる文学賞の受賞作を含みます。主題や読み味では孤独と疎外、不穏、痛切、内省的、貧困といった切り口から作品を探せます。

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 2008 灰色猫のフィルム はいいろねこのふぃるむ 初出・すばる 2008年11月号 母親を殺した「僕」は、動機も経緯も語らないまま町を放浪する。公園での野宿を経てホームレスの「ハタさん」と出会い、河川敷の小屋でともに暮らしはじめるが、ハタさんが大切にしていた灰色の猫が殺される日まで、束の間の安らぎは続かない。公衆トイレなどの不潔で醜悪な細部が彷徨う心理を映し出す一方、動物や迷子の少… 暴力母と子孤独と疎外 第32回 すばる文学賞
  2. 002 2009 左へ ひだりへ 初出・すばる 31巻6号(2009年6月) 『左へ』は、天埜裕文が『灰色猫のフィルム』で第32回すばる文学賞を受賞した後に発表した小説です。NDLサーチとCiNii Researchで、『すばる』31巻6号、2009年6月、20-59ページ掲載の書誌を確認できます。公開Webでは梗概や選評本文を確認できないため、作品内容の説明は掲載情報と受賞… 方向感覚孤独と疎外短篇

単行本

  1. 001 2009 灰色猫のフィルム はいいろねこのふぃるむ 単行本・集英社 母親を殺した「僕」は、動機も経緯も語らないまま町を放浪する。公園での野宿を経てホームレスの「ハタさん」と出会い、河川敷の小屋でともに暮らしはじめるが、ハタさんが大切にしていた灰色の猫が殺される日まで、束の間の安らぎは続かない。公衆トイレなどの不潔で醜悪な細部が彷徨う心理を映し出す一方、動物や迷子の少… 暴力母と子孤独と疎外 第32回 すばる文学賞