よしゆき りえ

吉行理恵

b.1939 — d.2006

略歴 Profile

東京生まれ。父は詩人・吉行エイスケ、母は美容師・吉行あぐり、兄は吉行淳之介、姉は女優・吉行和子という文化的な家系の出身。早稲田大学第二文学部日本文学専修卒。詩人として出発し、1981年「小さな貴婦人」で第85回芥川賞を受賞。猫を題材にした幻想的で私的な文体を特徴とする。 このデータベースでは1作品を収録し、発表年は1981年から1981年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では孤独と疎外、死と喪失、静謐といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1981 小さな貴婦人 ちいさなきふじん 初出・「新潮」1981年2月号(第78巻第2号) 『小さな貴婦人』は、死んだ猫〈雲〉への愛惜を抱える女性と老いた女流詩人Gの対話を中心に、喪失と幻想の境界を静かに描く作品です。猫という身近な存在を媒介に、孤独、死者への執着、言葉では届ききらない感情が詩的に立ち上がります。現実の事件よりも、声や気配が醸す幻想性を読む作品です。 死と喪失孤独と疎外静謐 第85回 芥川賞

単行本

  1. 001 1981 小さな貴婦人 ちいさなきふじん 単行本・新潮社 『小さな貴婦人』は、死んだ猫〈雲〉への愛惜を抱える女性と老いた女流詩人Gの対話を中心に、喪失と幻想の境界を静かに描く作品です。猫という身近な存在を媒介に、孤独、死者への執着、言葉では届ききらない感情が詩的に立ち上がります。現実の事件よりも、声や気配が醸す幻想性を読む作品です。 死と喪失孤独と疎外静謐 第85回 芥川賞