かさはら じゅん

笠原淳

b.1936 — d.2015

略歴 Profile

本名・長野義弘。神奈川県川崎市生まれ。法政大学経済学部中退。2003年から2006年まで法政大学文学部教授。1984年「杢二の世界」で第90回芥川賞を高樹のぶ子と同時受賞。舌癌のため79歳で死去。 このデータベースでは4作品を収録し、発表年は1983年から1991年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では家族、内省的、記憶、孤独と疎外、死と喪失といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1983 杢二の世界 もくじのせかい 初出・「海燕」1983年11月号(第2巻第11号)。「海燕」掲載作としては初の芥川賞受賞作として知られる 『杢二の世界』は、仕事場のビル屋上から墜落死した弟・杢二の記憶を、兄の視点からたどる短篇です。社会の速度や規範からずれた弟の感性を通して、家族の距離、都市で生きることの危うさ、死者の残す違和感を浮かび上がらせます。悲劇を説明しすぎず、残された者の語りに不穏な余白を残す作品です。 家族孤独と疎外死と喪失 第90回 芥川賞
  2. 002 1984 ウォークライ うぉーくらい 初出・1984年5月、新潮社刊。初出誌の詳細は今回確認できないため、単行本刊行年を year とした。 『ウォークライ』は、笠原淳が1984年に新潮社から刊行した小説です。NDLサーチでは笠原淳(1936-2015)著、新潮社、1984年5月刊、NDC 913.6として確認できます。公開Webで内容紹介や選評本文を確認できないため、作品内容の説明は書誌情報に限定します。 単行本小説

単行本

  1. 001 1983 杢二の世界 もくじのせかい 単行本・福武書店 『杢二の世界』は、仕事場のビル屋上から墜落死した弟・杢二の記憶を、兄の視点からたどる短篇です。社会の速度や規範からずれた弟の感性を通して、家族の距離、都市で生きることの危うさ、死者の残す違和感を浮かび上がらせます。悲劇を説明しすぎず、残された者の語りに不穏な余白を残す作品です。 家族孤独と疎外死と喪失 第90回 芥川賞
  2. 002 1984 ウォークライ うぉーくらい 単行本・新潮社 『ウォークライ』は、笠原淳が1984年に新潮社から刊行した小説です。NDLサーチでは笠原淳(1936-2015)著、新潮社、1984年5月刊、NDC 913.6として確認できます。公開Webで内容紹介や選評本文を確認できないため、作品内容の説明は書誌情報に限定します。 単行本小説
  3. 003 1988 浮巣 うきす 単行本・福武書店 福武書店から1988年4月に刊行された笠原淳の未登録単行本。 生活地域社会家族
  4. 004 1991 黄土の夢 おうどのゆめ 単行本・福武書店 福武書店から1991年1月に刊行された笠原淳の未登録単行本。 土地記憶人生